本サイトを始めてから2年3か月が経ちました。これまで地球温暖化防止のために家庭でできる対策をテーマに情報の整理をしてきました。当初週1回ペースで記事を投稿し、最近は2週に1回のペースでアップしてきました。投稿ページの件数も110件を超え、固定ページも約30件となり、多くの方に閲覧いただいていることに、深く感謝しています。
この間、家電機器の省エネ基準や消費エネルギーの実測などを中心に報告してきましたが、その後暖房、調理、給湯などの熱利用機器や乗用車などにも拡大し、断熱建材や居住空間の環境問題まで発展してきました。さらに、省エネだけでなく再生可能エネルギーなどにもテーマが広がり、その情報量の広がりは留まるところを知りません。
本サイトでの投稿内容を振り返ってみると、投稿記事が同じテーマを対象に繰り返され、個々の記事が長文であることや、過去の投稿との関連などが理解しにくいと思われることも多かったと思います。
これまでに多くの情報が収集・整理され、専門的なノウハウも得られたことから、これらの投稿記事をカテゴリー分類し、その要約したものを固定ページにまとめることにしました。そこで、固定ページと投稿ページを以下の通り改良を行うこととしました。
(1)固定ページの充実
本サイトの投稿内容を整理して固定ページにその要約を作成します。その固定ページは内容をもとに階層化し、階層化された上位の項目をトップページのメニューとします。この階層構造をサイトマップとして表示します。
サイトマップはこちら。
記事の中では時間の経過とともに陳腐化してしまう情報もあるため(例えば電気料金や製品情報など)、固定ページには原理や性能を要約し、省エネのためのノウハウや分析ツールなどいつまでも陳腐化しない情報を取りまとめることで、本サイトの内容を迅速にかつ正確に理解いただけるようにします。
なお、本趣旨に沿って新たな固定ページを追加したものを新しく掲載しました。これは、家庭の省エネを検討するにあたって、初めに基礎的な知識として持っておいた方がよいと思われる基礎情報のページです。
その1つ目のテーマとして、家庭の活動において二酸化炭素がどれくらい排出されるかを簡便に計算できる方法を示しました。
新しい「家庭の省エネ」に関する「基礎情報」の1つ目のテーマはこちら。
(2)投稿ページのカテゴリー分類
これまでの投稿ページ(New Release)を表-1のようにカテゴリー分類することで関連する投稿を一目で識別できるようにします。この分類は固定ページのサイトマップの階層構造と類似の内容になっています。
表-1 カテゴリーの階層分類
大項目 | 中項目 | 個別項目(カテゴリー) |
---|---|---|
家庭を中心とした 地域の地球温暖化対策 | 情報収集・エネルギー分析 | |
家電機器 | 液晶テレビ | |
エアコン | ||
冷蔵庫 | ||
LED照明 | ||
洗濯乾燥機 | ||
温水洗浄便座 | ||
情報通信機器 | ||
待機電力 | ||
熱利用機器 | 暖房機器 | |
調理機器 | ||
給湯機器 | ||
乗用車 | ||
居住環境 | 断熱建材 | |
空調・住環境 | ||
熱負荷 | ||
太陽電池 | ||
国内の地球温暖化 に関する情報 | 省エネに関する法規制 | |
国の方針、計画 | ||
エネルギー供給 | 需給対策 | |
エネルギー料金 | ||
再生可能エネルギー | ||
海外の地球温暖化 に関する取り組み | 調査・研究 | IPCC |
国際会議 | COP |
また、カテゴリー別の投稿記事を取得できるページを作成しました。このカテゴリー別の分類ページを以下に示しますので、ご確認ください。また、これはトップページからも選択することができます。
カテゴリー別の投稿記事はこちら。
上記の改良を行うことで以前よりも知りたい情報を見つけやすくなるでしょう。サイトの情報の充実に向けてご意見等があればお寄せください。今後も本サイトが持続可能社会への構築に向けてお役に立つことができるよう充実させていきますので、よろしくお願いいたします。